【コミュ症の治し方】頑張らない方が上手くいく？タプ別対応の仕方

コミュ症とは、コミュニケーション障害とは違い人とコミュニケーションを取るのが苦手というかたを指しています。

どちらかというと自称に近いですが、場合によっては周りの人の評価として言われることもあります。

 

コミュ障の場合には病院などにかかり適切な処置をしてもらったり薬を処方してもらう方法があります。

しかし、コミュ症の場合には病院などにかかってもしっかりとした対処をしてもらえないこともあるそうです。

 

コミュ障とコミュ症の違いについてはこちらにまとめました。

コミュ障とコミュ症の違いは？厄介な人の特徴

 

また、自分で行こうと思う方も少ないのでしょう。

それでもコミュニケーションが苦手であるということは変わらないので日々のストレスが軽減されることはありません。

 

では、コミュ症を治すことはできるのでしょうか？

今回は、コミュ症を治すことができるのか？その方法はどんな方法があるのかということについて考えていきたいと思います。

 

✔️コミュ症ってどんなものなの？

✔️コミュ症は治るのかな？

✔️コミュ症の具体的な治し方はどんなことをするの？

 

現在、コミュ症増加中？

コミュ症は、いわば自称・他称になりますので根拠があまりありません。

単純に感じた感想という程度です。

 

しかし、それを感じるだけの状況や対応などがあるのであながち無視もできないです。

そんなコミュ症ですが現在増加しているということが言われています。

 

人数を測定する方法はないですが心療内科やカウンセラーの方の情報などから増加している実感があるのでしょう。

現場の経験測というものは意外とあてになることがあります。

 

そんなコミュ症が増加している背景と実態について知っておくことでコミュ症の対処や予防に役立つかも知れません。

現代に起こっているコミュ症の特徴や種類についてまとめておきます。

 

コミュ症の種類と特徴

コミュ症というと人と話が苦手で人付き合いを避ける傾向にある人を想像するかもしらません。

しかし、コミュ症というものはそれだけではありません。

 

コミュ症の種類と特徴には次のようなものがあります。

特徴と合わせて確認しておきましょう。

 

◉消極的なコミュ症

• 人との話が苦手であまり関わりたくないと引きこもり気味の意識を持っている。
• 言葉選びが下手で相手の心象を悪くしてしまう。
• 表現が下手で誤解が生じやすい。
• 人前では緊張してしまう。

 

◉積極的なコミュ症

• 自分のことばかり話している。
• 人の話を遮る。
• 負けん気が強く自己主張が強すぎる。
• 話が長い。

 

このような特徴と種類があります。

コミュ症とは、一般的には前者の消極的なコミュ症のことを指している場合がほとんどです。

 

しかし、もしかしたら人前でよく話をしている人でもコミュ症であるということもあるということです。

あなたの周りにも積極的なコミュ症の人に思い当たる人がいるかも知れませんね。

 

次は、現代でコミュ症が増加していると言われている背景と原因について考えていきたいと思います。

自分がコミュ症に向かっていないかも合わせてチェックしてみてください。

 

コミュ症が増加している背景

コミュ症というと個人的な問題であるような認識をされている方もいるかも知れません。

しかし、最近ではコミュ症も社会的システムで生まれやすくなっているという学者さんもいます。

 

コミュ症はここ数年でかなり増加傾向であると言われています。

その原因としては、コロナ禍で自宅にいる時間が増えて人と接する時間が減ったためという説があります。

 

仕事でもリモートワークで画面だけでの会話で進めるようになったので空気感や間合いなどが難しいということがあります。

外に出てもマスクが日常化しているので顔の表情を読み取る情報がほとんどなくなりました。

 

声なども通りにくくなり今まで普通に話していたボリュームでは聞きづらいという状況もあります。

そのため声が大きくなりすぎたり小さくて聞き取りづらくなってしまっていることもあるでしょう。

 

そんなことからちょっとした誤解や行き違いなども生まれてしまうのかも知れません。

また、受け取る情報が少ないので相手の思ったことがそのままあなたの評価になってしまう思い込みなどもあります。

 

そんな話しづらさとコミュニケーションが撮りにくくなった背景もありより人と話すことが億劫（おっくう）になったという方もいるでしょう。

結果的にコミュ力が下がり人と話す場面を避けるような連鎖にハマってしまうこともあります。

 

このようにして年齢関係なく日本中でコミュニケーションの機械が減ってしまいコミュ力が下がっているのが現状です。

新しいコミュニケーションの考え方や方法なども出てきていますがそこに慣れるにはまだ時間がかかりそうです。

 

「コミュ症の治し方」という発想から抜け出す方法

では、コミュ症を治すにはどうしたら良いのかという考えになってくるかと思います。

この記事のタイトルにもしていますがコミュ症を治すということはどういうことかを少し考えていきましょう。

 

コミュ症を治すという発想は、どうしても病気的マイナス因子からの発想になります。

自分が劣っているから周りとしっかりとコミュニケーションが取れるように同じになろうとする考えからきます。

 

先にもお伝えした通り現代では、コミュニケーションを取る条件も悪くなってきています。

今までのようなスキルベースだけでなく周りの環境も配慮して考えていくと良いでしょう。

 

コミュ症の治し方

とはいえコミュ症だと思っている方にしてみれば具体的に何かして対策を講じたいと思うのもわかります。そこで、コミュ症を改善していくための具体的方法について効果が期待できそうなことを上げていきます。

 

自分もコミュ症時代があったので実際に行ったことで経験上おすすめできそうなメソッドをご紹介しますね。

ただ、先ほどもお伝えしている通り時代も変わってきていますし実際に行動される方も同じ人間ではないので個人差があることもご承知おきください。

 

まず、コミュ症の方が基本的に陥りがちな人が苦手という意識からです。

人が苦手と思っているために極端に人との距離をとってしまったり反対に意識しすぎてあれこれ考えてしまうということが問題の出発点となることがあります。

 

この距離感は、実際の距離ではない分なかなか掴みにくいのかも知れません。

また、話す相手によっても変わってくるという厄介な部分もあります。

 

ということは、そもそもそんな距離を機にする必要はないということです。

今の時代は、色々な人と簡単に繋がることもできます。

 

あなたが一番気楽に話ができるのはどこですか？

その場面での力の加減があなたにとって一番良い感じになります。

 

ただ、一番気楽に話せるところが他人の悪口やSNSで誹謗中傷をしているときなどでは今後いつかボロが出ることでしょう。

やはり人と円滑に関係を築いていくことがコミュニケーションですからその点を忘れないようにしてください。

 

ですので無理に盛り上げたり面白い話をする必要はないのです。

そこで一番大切になるのが「相手の話に興味を持つ」ということです。

 

もう少し踏み込むと尊敬（リスペクト）のような感情もコントロールできるとかなり相手の心が開きやすくなります。

これは自然と伝わるので心の中で正直に相手を尊敬すると怒ります。

 

尊敬（そんけい、英: respect 、esteem ）とは、重要と考えられる、もしくは大いに尊重または留意される、ある人やある物に示される肯定的な気持ちや行為である。それにより良き人柄や価値あるものへの賞賛の思いが伝わる。そして尊敬は、ある人の要求や気持ちへの気遣いや配慮・考慮を示すことで、その人を敬う一連の過程でもある。

一部の人々は、他者を援助したり、重要な社会的役割を果たしたりして、個人からの尊敬を得ることもある。多くの文化において個々人は、そうでないことが証されるまでは尊敬に値すると見なされている。尊敬を示す礼儀には、西洋での「サンキュー」やインド亜大陸での「ナマステ」のような簡単な語句もあれば、軽いお辞儀や微笑み・直接のアイコンタクト・簡単な握手のような身振りもある。ただしこれらの行為は、文化的背景によってはとても異なって解釈される場合もある。

引用：wikipedia

 

この点を守っていると自然と話は繋がっていきます。

あなたが相手の話をしっかり聞いているという姿勢があると相手も心を開いてくれます。

 

これを好意の返報性なんて言い方をします。

もう少し踏み込むとあなたが好意を持って接していると相手も好意を抱くようになるということです。

 

あれこれ表のスキルを変えようとするよりも相手をしっかりと見て感心したり驚いたりすることです。

思っているよりも早く相手の反応が変わるかも知れませんよ。

 

もし難しかったら心の中で「この人のことが大好き」くらいの呪文を唱えていても効果的です。

これは自分も今でのやっている方法なので害はないはずです。

 

コミュ症を武器にする方法

ここからは、コミュ症の方にもう一歩踏み込んだ話をしていきたいと思います。

コミュ症だと思ってしまうとどうしても治さなければいけないと思いがちですよね。

 

しかし、コミュ症のままでいた方が良いという場合も意外とあったりします。

もちろん人付き合いが苦手なままではストレスがあるでしょうから先にお伝えしたような方法で自己改革はしたほうが良いと思います。

 

ただ、無理にキャラ変して明るく振る舞う必要はないということです。

内面の意識を変えるだけで良いので今まで通りの振る舞いでもOKということです。

 

コミュ症の印象が残っているならそれを逆手に活用してしまおうということです。

コミュ症のように映っているならそのギャップを活かしていくのです。

 

コミュ症の人は、あまり挨拶や返事をしない印象ですのでそこを少し積極的にするだけでかなり周りの人は驚かれることでしょう。

挨拶は、初めのうちは言いっぱなしで良いです。

 

それをしばらく続けていくと周りが勝手にあなたに良い印象を持つようになる可能性が高いです。

返事も同じです。

 

このようなことを少し続けるだけで「あいつ変わってきたよね」なんて話が出るようになるかも知れません。

このようにコミュ症キャラを逆手に取った攻め方もあるということを知っておくだけでも安心できる方がいるかも知れません。

 

今回の美神＆開運アンサー

今回は、コミュ症の治し方について考えてみました。

コミュ症は、近年増加傾向にあると言われています。

 

コロナ禍などでマスク生活になったり人との接触が制限されるなど今まで通りの付き合いができにくい世の中になりました。

この状況がすぐに改善されていくことはないでしょう。

 

マスクで顔の表情も確認しにくくなったり声がこもってしまい聞こえづらくなることもあります。

このような悪条件のも手伝ってコミュニケーションが積極的に取りにくくなりました。

 

コミュ症だと自分が感じてしまっても無理はないかも知れません。

また、相手側も今までよりもうまく情報をキャッチできなくなるのでコミュニケーション自体の難易度も上がっているといえるでしょう。

 

これからのコミュニケーションは新しい方向に向かうのかも知れません。

今回ご紹介したような方法も人とつとして取り入れていただければと思います。

 

コミュニケーションは、一つのことをしていれば良いという簡単なものではありません。

最終的にはあなたの個性を活かしたものが最適になります。

 

そんなあなたのコミュ力を見つけられるようまずは少し内面を調整することから始めてみてはいかがでしょう。

少しでも人とのコミュニケーションでのストレスが緩和されれば幸いに思います。