コミュニケーションで声がこもる？理想の発声をする秘訣

声が通らないとか声がこもって聞こえづらいなんて言われて悲しい気持ちになったことがある方もいると思います。

かくゆう自分も声が通らなくてなども聞き返されることがあり話すことに自信が持てない一人です。

 

今でも意識的に声の調整をしながらコミュニケーションを良くするよう心がけているんですよ。

しかし、だからこそ声を意識することでコミュニケーションが良くなることを実感しています。

 

リモートワークも多くなりコミュニケーションでの役割が大きくなっていると考えられます。

声をトレーニングしてあげることでプレゼンや面接などもうまくいくようになるかもしれませんね。

そんな仕事運もあげてくれそうな声について簡単に改善できる秘訣を今回はご紹介しようと思います。

 

✔️声はそんなにコミュニケーションにとって大事なのかな？

✔️声がこもってしまうのは通してかな？

✔️コミュ力をあげる声の出し方の秘訣ってあるの？

声の力でコミュニケーション能力が変わる

声がコミュニケーションに無関係ではないにしてもそこまで重要ではない、なんて思っている方もいるかもしれません。

しかし、コミュニケーションについての有名な論文にメラビアンの法則なんてものがあります。

この法則では言語コミュニケーションは全体の７％に過ぎず残りの９３％は非言語コミュニケーションによって成り立っているとされています。

 

メラビアンの法則（メラビアンのほうそく）とは、矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかを判断するアルバート・メラビアンが行った実験についての俗流解釈である。

研究内容

この研究は好意・反感などの態度や感情のコミュニケーションについてを扱う実験である。感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。この割合から「7-38-55のルール」とも言われる。「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれている。

引用：wikipedia

 

非言語コミュニケーションの中でも「聴覚」からのコミュニケーションが３８％になるそうです。

つまり声はコミュニケーション全体の約４割もの影響力があるということですね。

 

ところで、どのような声を意識していけばコミュニケーションに有効なのかということを考えてみましょう。

 

コミュニケーションに有効な声の質

一概に「いい声」で話しましょうと言われても抽象的でわかりにくいですよね。

コミュニケーションは相手との意思統一や協調です。

声を使ってのコミュニケーションでは次のような声が望ましいと言えるかもしれません。

 

1. 通りの良い声
2. 話すスピード
3. トーンの調整

 

この３つが声の良し悪しを左右することが多いようです。

話す内容がわかりやすいという言語コミュニケーションの部分はクリアしているという前提です。

声の調整で内容の伝わり方も正反対になってしまうこともあります。

 

とはいえ、声を意識的に使いこなすことはそれほど簡単なことではないことは自分も経験しています。

一番のネックは１の声が通らずこもってしまうことです。

 

せっかくの話しても

「えっ？もう一度お願いします」

なんて聞き返されると話している内容も自信がなくなってきてしまいます。

 

声がこもってしまう理由を完全して通る声を手に入れたいものです。

声がこもってしまう原因をまとめてみました。

 

声がこもってしまう原因

声がこもってしまうと内容よりも声を聞き取ることに相手の意識がいってしまいます。

途中で聴く集中力も切れて最終的には話を聞いてない状態になりがちです。

 

では、どうして声がこもってしまうのでしょうか？

声がこもってしまう原因に姿勢と発声元の悪さがあると言います。

 

発声は日頃からしていないと出にくくなるということがあるそうです。

あまり話をしない仕事や生活を続けていると声は出にくくなっていきます。

 

声は横隔膜を使って肺の空気を出す力で出していきます。

呼吸が浅くなってしまうことで発生量が減るこということもあります。

声は筋肉と同じような考え方をすると改善がしやすいかもしれませんね。

 

声がこもってしまう原因に姿勢も関係します。

猫背で胸が閉じた状態だと肺も広がらず口だけで話すようになります。

結果的にゴニョゴニョとこもった話し方になります。

 

また発声の上級者になると体を振動させることでも声を伝えているそうです。

そのためには体が緩んでいないと響かないんですね。

姿勢が悪い状態というのは体も歪んで硬くなっていることが多いです。

楽な姿勢をしているつもりでも体には力が入っているのです。

 

正しい姿勢を作りたい方はこちらが参考になると思います。

正しい姿勢で運気が格段にUP？コミュ力高い姿勢の作り方

 

こもってしまう声には原因があることがお分かりいただけたかと思います。

• 日頃から声を出す機会が少ない
• 猫背で胸が閉じてしまっている
• 姿勢が悪く体が固まってしまっている

 

このようなことに心当たりがある様なら改善の余地があるので期待が持てそうですね。

次は具体的に良い声の出し方の練習法などについてまとめてみました。

 

コミュ力が上がる発声の秘訣

コミュニケーション能力をコミュ力なんて最近ではいう様になってきていますね。

コミュ力をあげる中でも声は重要な要素になっていることは先にお伝えしたと思います。

 

声が通りにくくなってしまう原因もお伝えしたのでそれらの改善も含めてここではお伝えしていきましょう。

良い声とは相手が聞きやすくコミュニケーションが円滑に進んでいく声ということになります。

 

コミュ力をあげてくれる良い声というものを具体的に考えてみましょう。

 

コミュ力をあげる声とは

コミュ力をあげる様な良い声とは具体的にどの様なものなのでしょうか。

端的に言えば相手が聞き取りやすい声です。

伝えたい内容にあったトーンとスピードで通る声で話すということです。

 

欲を言えばあなたの個性を印象付けられる様な声質であることがあります。

これはそれほど大きな要素ではないのであなたの印象とマッチしているから良い悪いという話ではありません。

ギャップがあるとか特徴的な声質であるから印象に残るということもあります。

 

まずは先にお伝えしたトーンとスピードを意識した通る声で話すということを心がけていきましょう。

これは練習と慣れが必要になるかと思います。

しかし、練習でうまくなるとも考えられるので誰でも真面目に取り組めば成果が出やすいとも言えるでしょう。

 

声の高さですが自分の中の音階で良いので「ラ」の音をイメージしてお話しすると好印象になりやすいです。

また、自分が思っているよりもワンテンポゆっくり話すと相手が聞きやすくなることが多い様です。

 

男性は低いトーンで話すと信用力や威厳が出ることがあるのでTPOに合わせて試してみると良いかもしれません。

これは、年齢や外見にも関係するので自分のタイプを確認してから行う様にしてみましょう。

できれば信頼のおける友人などに一度聞いてもらうと安心でしょう。

 

コミュ力をあげる声を手に入れることは実は誰でもできることだと気づいていただけると嬉しいです。

次は具体的なコミュ力をあげる練習方法についてまとめました。

 

コミュ力をあげる発声の練習方法

コミュ力をあげる声で一番のポイントはやはり声が通るかということになります。

自分では大きな声を出しているつもりでも相手が聞き取りにくければ意味がありません。

 

大きな声と聞き取りやすい通る声というものは実は違うのです。

通る声とは実は共鳴度合いが高いということです。

 

大きな声はノイズとして相手が聞きたくない声になる可能性もあります。

共鳴する声なんてなんだか高度な技術や練習が必要そうで難しそうに感じるかもしれませんね。

 

実は共鳴ボイスは意外と簡単な方法で練習することができるんです。

その方法とは「ハミング練習法」です。

 

ハミングを知らないという方もいるのかな？

ハミングとは口を閉じたままで「ん〜〜♪」なんて鼻歌のように音楽を奏でる方法です。

これを会話のような話をする要領で行う練習方法です。

 

初めのうちは、何も考えずに「ん〜んん〜」みたいに言っていればOKです。

慣れていたら「ん」が体に響いているかどうかを感じながらハミングしてみてください。

体に声が共鳴し出すとムズムズした感じがするかもしれません。

 

共鳴を感じられる様になってきたら口を閉じたまま具体的に話をしてみましょう。

共鳴を維持できている様なら口を開けて話してみてください。

 

口を開けると共鳴がなくなってしまうことがありますが心配しないでください。

何度か練習するうちにコツがわかってくるかと思います。

 

慣れないうちは家族や友人と話しているときに取り入れてみるとリラックスしてできると思いますよ。

注意する点としては体を緩めておくと共鳴しやすいです。

 

反対に緊張していたり姿勢が悪いと共鳴がしにくくなる様です。

特に胸が閉じてしまっていると響きが悪いです。

かといって力んで開きすぎても硬くなって共鳴しないのでちょうど良いポイントを探してみてください。

 

今回の美神＆開運アンサー

今回はコミュニケーション能力に関係が深い声についてまとめてみました。

コミュニケーションは３８％が聴覚からのものだと言われています。

 

コミュニケーションを円滑に行うためにも良い声で話すということはコミュ力をあげる秘訣になります。

良い声を出すには共鳴した通りの良い声を出せるようになりたいものです。

 

そして、話すスピードとトーンを調整すれば自分の伝えたい気持ちやニュアンスなどを表現することができます。

意思の疎通というコミュニケーションの目的をしっかりと理解すればこそ言語のみではない非言語の力が必要になってくるということですね。

 

伝えたいことを正確に伝えられる声をハミング練習方法で身につけてみてはいかがでしょうか？

自宅でこれといった特別な機材も必要ないので時間がある時に取り入れてみてください。

共鳴ボイスを手に入れた後の声の違いをじっくり楽しんでくださいね。